換気でコロナ対策(住宅編)
新型コロナウイルスのクラスター(集団)感染発生のリスクが高まる場所として『換気の悪い密閉空間』が挙げられています。“換気”とは、部屋などの空間の空気を入れ換えることで、汚れた空気を排出し、新鮮な空気を取り入れることです。MADOショップで取り扱っている商品の窓やドアには換気に役立つ機能のついているものもございますので、ご自宅におけるその機能の活用方法や、その他の窓でもできる効率的な換気方法をご覧いただき、今日からできる感染予防としてお役立てください。
引違い窓(横にスライドして開く窓)の効果的な開け方
両開け(2ヶ所開け)が可能です。2ヶ所から空気を取り込むことでより効率的な換気になります。
高所や低所に設置されている窓の効果的な開け方(高所用換気窓や地窓など)
部屋の上部や吹き抜けなど高所に設置されている窓は排気に適しており、低所に設置されている窓は給気に適していますので、積極的に開けてください。
両袖たてすべり出し窓の効果的な開け方
1つの窓の両側にたてすべり出し窓が配置された窓の場合、両側を開け2ヶ所から空気を取り込むことでより効果的な換気となります。
換気框(かんきまち)
窓の上部についたツマミをスライドさせることにより、窓を開けることなく換気をすることができます。換気框は引違い窓や、たてすべり出し窓などに設置されています。
セーフティストッパー
たてすべり出し窓などに設置されている機能で、少しだけ窓を開けたい時に便利です。換気時のあおり止めなどとしてもお使いいただけます。
ドアガード(玄関ドア)
ドアを少しだけ開けた状態で固定して換気することができます。
通風ドア(玄関ドア)
通気機能のある玄関ドアの場合、室内側についたハンドルの操作により、ドアを開けることなく換気用の障子を開いて換気することができます。
片開きドア(通風ドア)、通風勝手口ドア
キッチンの出入口に設置されることの多い窓タイプです。組み込まれている窓(上下にスライドして開く窓)を開けることにより、ドアを閉めたまま換気ができます。
窓やドアとは関係ありませんが…
最近の住宅は高気密化が進んでいるため、古い住宅と比較すると自然な換気が起こりにくい造りとなっています。そのため、2003年の改正建築基準法以降は24時間換気システムなどによる機械換気の設置が義務づけられています。
そうした機器は常にONにしておく必要がありますが、目に見えて効果のわかるものではないため、何らかの理由で一旦OFFにしたまま忘れてしまっているケースも考えられます。自宅でできるコロナ対策としては重要な役割を担っているのに加え、冬場に灯油ストーブをご使用の場合には一酸化炭素中毒を防ぐ大切な機器ですので、ちゃんと稼働しているか一度ご確認ください。
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